一定期間更新がないため広告を表示しています
俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」(デジタル複製を展示)
国宝の本物は、京都国立博物館に保存
2002年に法堂(はっとう)の天井に描かれた小泉淳作 筆「双龍図」
躍動的な阿吽の2匹の龍。
「阿の龍」と「吽の龍」は、それぞれ『球』を見て相対しているようで、共存しているように見えます。
・・・何か教えられます。
お堂に入って、力強い天井画に圧倒され、しばし見入ってしまいました。
1月23日(月) 大寒の中、宇治の黄檗山(おうばくさん)萬福寺(まんぷくじ)へ!
さすが、寒いので参拝客はまばらでした!
萬福寺(まんぷくじ)は、1661年に中国僧 隠元禅師によって開創された、中国色の濃い黄檗宗の禅寺です。
開梆(かいぱん):食事等の時間を知らせるための大きな木魚(もくぎょ)
萬福寺は、禅の黄檗宗としてだけでなく、煎茶や普茶料理でも知られています。
普茶料理は、季節の野菜を素材の風味を生かし、彩りよく並べられた中国風精進料理です。
萬福寺の塔頭で、門前にある白雲庵の方で、初めて普茶料理をいただきました。
蘭茶と干菓子の後・・・ごま豆腐、吉野煮、菜の花の和え物、湯葉の山椒煮
吉野煮は、蓮根・しいたけ・人参・くわいなどを出汁で炊き、葛でとじたもので、これが一番中華風な味でした。
お野菜の盛り合わせ : 牛蒡・梅・湯葉・蕗・蕪・茄子・チョロギ・・・
お豆腐を海苔にのせて甘辛く焼いた蒲焼は、凝ってましたね!
初めて食べた巻貝のような形をしたチョロギは、シソ科の植物の根っこだそうで、ホクッとして、味は余りなかったような・・・
(多賀サービスエリアで赤いのを売っているのを見たことがあります)
味付天麩羅 : れんこん、山菜、餃子、高野豆腐、サツマイモ・・・
餃子や梅干しの天ぷらなんかもありました!
どれもこれもかわいい〜お雛様のご馳走にいいですね♪
ごま・あられ・生麩の揚げたものをのせたお粥〜おかわりしました〜
豆乳ゼリーと苺ソース
身近にある野菜を使って、工夫を凝らした普茶料理は、素朴で、かわいく、見た目を楽しませてくれて、私にとって新分野のお料理でした!
いっしょに食事をしたお友達と 普茶料理に花を咲かせながら、楽しいひと時を過ごしました(*^。^*)
☆ 広辞苑から☆
ふちゃ【普茶】
(フサとも)ひろく一般大衆に茶を饗すること。
ふちゃりょうり【普茶料理】
(普茶が終わって料理を出したからいう)中国式の精進しょうじん料理。
油と葛粉を多く用いるのを特徴とする。大皿に盛って出し、各人取り分けて食べる。
宇治の黄檗おうばく山万福寺の開祖が中国から伝えたので黄檗料理ともいう。