南大門前の堀の白鷺
5月2日(土)晴れ
友達と東寺へ
彼女(若い)も仏像が好きで お互い感想を言い合いながら回る
特別拝観(3月20日〜5月25日)中で 通常見られる金堂 講堂以外に 五重塔の内部や観智院を拝観できる!
五重塔
883年に竣工され その後4度の焼失にあい 現在の塔(55m)は1644年に再建され 5代目
中心に太い心柱があり その柱を大日如来とみなし その周りに金剛界四仏像 八大菩薩像が安置
そして柱 壁には両界曼荼羅 真言八祖像が描かれている
須弥壇が一部取り外されていて 中心の柱を一部を見ることができる
柱が五重塔の屋根の上まで繋がっていて 昔にすごい技術!
五重塔の内部は暗く 描かれている絵はちょっと見にくい…
講堂約1200年前 京に都が移され 国の寺院として東寺が建てられる!
嵯峨天皇が 遣唐使として中国に渡り密教を学んできた空海に 東寺を託す
空海は
講堂を着工し 構内には21体の仏像による
立体曼荼羅を安置
国宝15体 重文6体の仏像が 講堂に配置され とても壮大!
観智院の五大の庭
北大門を出た右手に 東寺の勧学院(教育施設)の
観智院がある
庭(五大の庭)は 空海が中国大陸から遣唐船で帰国する際 竜神 鯱(シャチ) 神亀に守られている構図を 表現!
石で造られているが ちゃんと竜 鯱(お城の屋根の上のシャチホコを想像) 亀の形に見える
書院
四季が描かれている書院で おいしいお抹茶を頂く!
歴史がある立派な部屋で 素敵なお庭を見ながら 風を感じ
昔のころと同じ空間や空気かなぁ〜と思い 感動…
丁寧なおもてなしもうれしかった!
お地蔵さん 観音さま
書院の表側にお地蔵さんが 裏側には観音さまが 対でおられ かわいらしく こころ和んだ
観智院には 宮本武蔵の描いた鋭い「鷲の図」がある!
一日かけて 他に金堂 宝物殿も見たが まだ拝観するところがあり心残り…でも疲れた!
1200年の歴史があり 密教(曼荼羅の教え)寺院で 壮大で 重要な寺である
毎月21日には 「弘法さん」の市が開かれ 露店がたくさん並び 人で賑わう