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細長〜い野菜「ささげ」

「ささげ」

岐阜の田舎では、「ささげ」を「ささぎ」・「じゅうろく(十六)」と言っています。

40cm位の長さで、ちょっと平ぺったく、いんげんを長くした感じです。

田舎の夏の食卓には欠かせない野菜で、茹でて3,4cm位に切って、胡麻和えにして食べたらおしいです。

京都では、ほとんど見かけませんが、お盆のお供え用に、お店に並んでいるくらいです。

岐阜県や愛知県の尾張地方の野菜のようですね!

母と近に住む親戚のMさんが、早朝5時から、ささげ、きゅうり、ナスなどを千切って、宅配で送ってくれました。

ささげは、濡れた新聞紙に包んであったので、きれいなまま、きゅうりもなすも新鮮でした!

当分、たっぷりの野菜料理を楽しめます〜♪
| 日記 | 13:49 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
鹿児島県薩摩焼の沈寿官窯元へ

鹿児島を訪れた2つ目の目的は、薩摩焼の沈寿官窯を訪れることでした。

私は36年前に訪れたことがあり、もう一度薩摩焼やそこにある歴史を見てみたかった。

当時、門を入り、間口の広い板の間に上げてもらって、棚の焼き物を見せて貰ったような覚えが・・・!

今は、立派な建物になり、昔の面影はなかったけれど、郷愁を感じるものがあった!


駐車場側の入り口から〜


「我愛吾廬」と書かれた六角亭〜韓国の楽器を聴きながらお茶やお酒をいただいてみたい!


歩きながらどんな世界があるのかなぁと・・・!


司馬遼太郎の1976年に書かれた小説「故郷忘じがたく候」の文学碑

14代沈寿官氏(現在85歳)の体験や境地、そして先祖が朝鮮から連れて来られた経緯やその後の生活や思いについて書かれた小説。


アトリエの前に、「狛犬」ならぬ「狛トラ?」があったのは、厄除けのためかな・・・!


焼き物のカケラが敷き詰められ、お酒を飲んでいる像がユニーク!


土手にもおもしろいデザインがしてある。


登り窯〜ここで素晴らしい焼き物が・・・


作品陳列所、収蔵庫〜手の出ない高級な作品がみられる。


沈家伝世品収蔵庫で買った歴代沈寿官展の本

立派な蔵作りの沈家伝世品収蔵庫には、沈家歴代の作品が展示され、歴史と共に沈家の薩摩焼が作られていくの見られ、特に12代の作品には目を見張るものがたくさんある。
 
沈寿官氏の先祖は、約410年前豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、薩摩藩の島津氏によって、薩摩へ連行された。
当時の日本には、磁器を作る技術を持ったところは限られ、優れた技術を持っていた朝鮮の陶工たちに、苗代川(なえしろがわ)で薩摩焼を焼かせた。
薩摩藩から土地、屋敷、扶持を与えられ、朝鮮の衣服を着て、韓語を話し、韓語通史をこの村から出していた。
明治になり新政府になると、藩からの援助もなくなり衰退したが、12代沈寿官は何度も万国博覧会で賞をとり、世界にその薩摩焼の名をとどろかせた。
代々遠い遥か海の向こうの故郷の朝鮮を思いながら薩摩焼を作り続け、14代沈寿官は日韓の親善に尽力し、韓国名誉総領事、大韓民国銀冠文化勲章を受賞されている。
今の15代目沈寿官の作品も繊細で大胆で見事です。


帰る頃、激しい雨で駐車場へ行くのを躊躇していたら、偶然14代沈寿官氏にお会いする機会が出来てお話させて頂いた。

現在、息子さんが15代目を継いでおられ、14代沈寿官氏は今年で85歳、作務衣を着て、白いお髭をたくわえてやさしい感じがしました。

主人が、テレビ「鶴瓶に乾杯」を見たことを話すと、「鶴瓶さんはテレビのままの方で、ポータブルのカメラ1つだけで撮影されているとは感じられず、自然に話をしていて、テレビに放映されるとは全然思ってなかった。
後日テレビクルーが来て、家族皆でカメラに向かって一言をいう撮影の時は、6回も撮り直しをさせられて、そっちの方が大変だった!」と楽しそうに話された。
鶴瓶さんの人柄をとても褒めておられた。

他にも、わが故郷の海津と鹿児島の繋がりについてお話したら、薩摩藩の木曽三川の治水工事についてご存知で、思いもようらず興味深い話も聞けました。

そして、田舎の父と同じ寅年の85歳、生まれも育ちも違い、会ったこともない父を気遣って下いました。

また、亡くなられた奥様のお話や、毎日本を読んで暮らしておられること等、ユーモアを持って話され、人生を達観され方だと思いました。

あっと言う間に時間が過ぎ、沈寿官さんや皆さんのおもてなしに感謝し、帰路に着きました。




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| 旅とイベント | 01:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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