3月10日(金) 3日目岩手県花巻
宮沢賢治記念館へ
宮沢賢治1896(明治29年)〜1933(昭和8年)は、花巻で生まれ、自然科学を勉強し、教育や農業指導をしながら、 童話や詩を書いた。そして歌も作った。
また仏教にも信仰が厚かった。
37歳の若さで帰らぬ人に・・・
宮沢賢治記念館入り口
「よだかの星」碑
家に帰って、童話「よだかの星」をCDで聞いてから、あの碑の鳥は「よだか」だったんだと・・・
宮沢賢治記念館
展示物やビデオで詳しく賢治の生涯を知ることができます。
実際、賢治が使っていたチェロや譜面台を見て、弾いている姿を想像したりしました。
レストラン・お土産
宮沢賢治記念館は小高い山の上にあり、その登り口の手前にある蕎麦屋「そば処なめとこ山」さん
モチモチした手打ちざる蕎麦と 野菜の天ぷら〜とてもおいしかった!
食べてから、車で10分くらい走り、「雨にもマケズ」の碑があるところへ・・・
「雨ニモマケズ」賢治詩碑
ここは、宮沢賢治が花巻農学校を退職して、この地で一人自炊しながら、農業指導をしたり、勉強会や演奏会を開いたりしたところで、建物は現在ありません。
昔から東北の自然は厳しく、冷害や日照り、洪水などで、農作物の収穫は非常に悪く、当時の賢治は、農業の改善に尽力したが、3年程で体を壊し、出来なくなってしまた。
畑に行って留守の時はこう書いてあったそうです!
宮沢記念館で買った『雨ニモマケズ』のCDには、長岡輝子さんの朗読で「雨ニモマケズ』『祭りの晩』『紫紺染について』『よだかの星』が入っています。
長岡さんの語り口は、面白く、活き活きと物語の情景がが浮かびあがって楽しい!
ガラスと南部鉄の文鎮(主人購入)
ガラスの方のふくろうの絵は、賢治の描いた絵だと記念館の方に聞きました。
そして、記念館のある山には、ふくろうが住んでいると。
岩手の厳しい農業に力を尽くしながら、時間を惜しんで、たくさんの童話や詩、歌などの創作をし、命を縮めてしまった宮沢賢治。
今回、花巻へ行って、いろいろ見聞きし、賢治の作品を身近に感じることができました。